響通信電設 株式会社

遥か原始時代、意思を遠方に伝える手段として狼煙(のろし)があり、中世では太鼓や鐘を打ち響かせるようになりました。

 『打てば響く』という言葉があります。

 日本国語大辞典には(その意味として)、“働きかけるとすぐ反応を示す。ただちに反響があらわれる。” と記されています。インターネットで調べますと、“たたくとすぐ美しい音が出る太鼓や鐘のように、間髪を入れず反応を示す、江戸っ子の生き生きした対応を表す言葉” とされているのが『打てば響く』という表現なのだそうです。

  江戸時代、太鼓や鐘がたたけば即座に鳴るように人も打てば響く、つまり気配りをして即行動する機敏さが尊ばれたようです。そして『打てば響く』ような素早い反応を「習慣」とすることで、相手の言いたいこと考えていることに想像力が働き、一歩先を読んで相手のことを思いやれるようになり、「指図されなければ動かない(動けない)のは井の中の蛙(かわず)」と自負する江戸っ子の生き方につながったのだとか。。。

  21世紀の現代、モバイルなど無線通信は、設備的にも社会機能としても重要で欠かせない情報伝達基盤です。そして無線通信の主役である電波は、太鼓や鐘の響きである音波より、はるかに高速で広域に伝搬し、現代社会の様々な通信に利用されています。電波は視覚・聴覚ではとらえられず、信号の変調・復調など煩雑な処理も必要です。もはや人の感覚を超えていて「響く」というより「伝搬」という無機質な感じをうけますが、その電波による情報通信は現代社会の企業や人々の日常を支えています。そうした社会基盤を担う無線設備の工事、それが弊社の事業です。そして無線通信が伝える様々な情報は、人々を豊かに幸せするためのもの、そうあるべきであり、そうあるはずと信じています。それは高度な文明社会であっても、人の心が伝わり響くことではないでしょうか。。。 まさに『打てば響く』こと。

  私達も『打てば響く』会社でありたい。そう志し 響通信電設㈱と名付け設立いたしました。

<事業内容>

   🔬無線設備の設置や保守等を行う電気通信・信号装置工事

 主な請負工事】 官公庁等の無線情報設備工事